おじさんマジック記13
2020年8月21日 Magic: The Gatheringおじさんマジック記12
https://mtgkuma.diarynote.jp/202008211105015832/
のつづき
本日は12と13の2本書いているので、お間違えなく。
カード資産を大幅に減らし、デッキ一つを新しいセットが出るたびに少しずつアップデートしていくのみになった。デッキのパーツをFoilに変え始めたりもしたがあまり金はかけなかった。友人の結婚式ラッシュなどがあり金欠まっしぐらだったからだ。時にはレガシーの大会に参加するも、基本的にはMOで遊びながら仕事と別の趣味に明け暮れる日々が続いた。仕事の関係で何度か引っ越しもし、マジックからはやや遠ざかった。
そんなある日、アパートの近くにカードショップができた。地元では有名なジャッジの方のお店だ。車で5分で付くところに開店する。素晴らしい。この時、一瞬スタンダードをするが、忙しくなると5分の所でさえ行く気が起きない。ましてスタンダード。半年ほどでスタンダードはやめてしまった。
しばらくするとレガシーの大会が開催され始めた。そして、レガシーのカードの取り扱いも始まり、順風満帆だった。大会があるたびに参加し、負け散らかしていたが、好きなデッキで楽しくゲームができる環境に感謝していた。
しかしここで問題があった。さらなる金欠である。友人結婚式ラッシュと別の趣味での出費、飯の食べ過ぎ、自分の結婚の準備で金欠が続いたのだ。近くのカードショップはカード換金所となり私の生活を助けてくれた。が、同時にレガシーのデッキが崩壊し始めた。残ったものはレガシーフォーマットのカードの束であって、レガシーのデッキとは呼べない代物であった。紙束を見るたびにやるせなくなったが、それでもマジックを辞めようとは思わなかった。
結婚してしばらくはマジックに触れる機会はなかった。カードゲームという趣味は、ゲームもしたことない、漫画も買わないような奥さんには理解してもらえないだろうと思ったからだ。しかし一人の時間を作る意味でもマジックは大切だったので、どうにか奥さんに趣味を打ち明け、大会に参加できるようになった。ただ、カードの価値は理解してもらえず、購入についてはいまだ難色を示している。そのため、カードはこっそり買うしかない。小遣いからショップで購入するが、ショップに売っていないニッチなカードは発送先を職場にして通販で買っている。高額カードを買うのは難しいが、工夫(または隠蔽工作)をしながら毎月何らかのカードを買ってデッキを少しずつアップデートする日々。少しさびしい気もするが、身の丈に合ったマジックライフだと思っている。最近はショップの方々とも大分打ち解けてきた。家庭、職場、マジックにきちんと自分の居場所がある状況は幸せである。これからもこのスタンスでまったりマジックを楽しんでいきたい。
でも高額カードの購入とかMFへの参加もしてみたいな~。
今後も奥さんへの挑戦はつづく!
おしまい 2020年8月
あとがき
マジックを通して色んな出会いがありました。
関わってくれたすべての人に感謝しています。
(ただし、リュックを盗ったやつだけは許さない…!)
https://mtgkuma.diarynote.jp/202008211105015832/
のつづき
本日は12と13の2本書いているので、お間違えなく。
カード資産を大幅に減らし、デッキ一つを新しいセットが出るたびに少しずつアップデートしていくのみになった。デッキのパーツをFoilに変え始めたりもしたがあまり金はかけなかった。友人の結婚式ラッシュなどがあり金欠まっしぐらだったからだ。時にはレガシーの大会に参加するも、基本的にはMOで遊びながら仕事と別の趣味に明け暮れる日々が続いた。仕事の関係で何度か引っ越しもし、マジックからはやや遠ざかった。
そんなある日、アパートの近くにカードショップができた。地元では有名なジャッジの方のお店だ。車で5分で付くところに開店する。素晴らしい。この時、一瞬スタンダードをするが、忙しくなると5分の所でさえ行く気が起きない。ましてスタンダード。半年ほどでスタンダードはやめてしまった。
しばらくするとレガシーの大会が開催され始めた。そして、レガシーのカードの取り扱いも始まり、順風満帆だった。大会があるたびに参加し、負け散らかしていたが、好きなデッキで楽しくゲームができる環境に感謝していた。
しかしここで問題があった。さらなる金欠である。友人結婚式ラッシュと別の趣味での出費、飯の食べ過ぎ、自分の結婚の準備で金欠が続いたのだ。近くのカードショップはカード換金所となり私の生活を助けてくれた。が、同時にレガシーのデッキが崩壊し始めた。残ったものはレガシーフォーマットのカードの束であって、レガシーのデッキとは呼べない代物であった。紙束を見るたびにやるせなくなったが、それでもマジックを辞めようとは思わなかった。
結婚してしばらくはマジックに触れる機会はなかった。カードゲームという趣味は、ゲームもしたことない、漫画も買わないような奥さんには理解してもらえないだろうと思ったからだ。しかし一人の時間を作る意味でもマジックは大切だったので、どうにか奥さんに趣味を打ち明け、大会に参加できるようになった。ただ、カードの価値は理解してもらえず、購入についてはいまだ難色を示している。そのため、カードはこっそり買うしかない。小遣いからショップで購入するが、ショップに売っていないニッチなカードは発送先を職場にして通販で買っている。高額カードを買うのは難しいが、工夫(または隠蔽工作)をしながら毎月何らかのカードを買ってデッキを少しずつアップデートする日々。少しさびしい気もするが、身の丈に合ったマジックライフだと思っている。最近はショップの方々とも大分打ち解けてきた。家庭、職場、マジックにきちんと自分の居場所がある状況は幸せである。これからもこのスタンスでまったりマジックを楽しんでいきたい。
でも高額カードの購入とかMFへの参加もしてみたいな~。
今後も奥さんへの挑戦はつづく!
おしまい 2020年8月
あとがき
マジックを通して色んな出会いがありました。
関わってくれたすべての人に感謝しています。
(ただし、リュックを盗ったやつだけは許さない…!)
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